ホワイトニングとは
~審美歯科のホワイトニングで、好印象を与える白く輝く歯を~
加齢や遺伝、お茶・コーヒー・ワイン・食品添加物・喫煙等の生活習慣による着色や、
プラーク(歯垢)が付着することで歯が汚く見えてしまいます。
ホワイトニングが行われるようになる前は、
歯の表面を削って白い義歯を装着したり、薄いシートを貼り付けたりしていましたが、
現在では特殊な薬剤を使って歯の中の色素を分解させる方法で、
本来の歯を痛めずに白さを取り戻すことが出来るようになりました。
アメリカでは大変ポピュラーな方法ですが、近年日本でもホワイトニングで使用する薬剤が
厚生労働省で認可されたため、ホワイトニングを希望する方が増えてきました。
歯が白くなると、笑顔に自信がつき、顔全体の印象が明るくなったという方が多くいらっしゃいます。
審美歯科では、患者さまのご都合に合わせて3種類のホワイトニングをご用意しています。
ホワイトニングには、ある程度の期間がかかります。
事前に検査を行い、必要に応じてむし歯や歯周病の治療を行ってはじめて出来るものなので、なるべく早めにお申し込みください。
時期によっては、期限等のご要望にお応え出来ない場合があります。
ホワイトニングの種類
川嶋歯科医院の審美歯科では、歯科医院で行う「オフィスホワイトニング」、ご自宅で行っていただく「ホームホワイトニング」の他に、
歯の神経(歯随)を取った歯に対して行う「ウォーキングブリーチ」という3種類のホワイトニングをご用意しています。
オフィスホワイトニング
歯科医院で行うホワイトニングです。(オフィスホワイトニングとは、歯科医院で行われるホワイトニングのことです)
歯の表面に特殊な薬剤を塗り、光を照射して薬剤を活性化させ、短時間で歯を白くします。
歯の変色の程度には個人差があるので、数回の処置が必要な場合もあります。
※人工の歯はホワイトニングでは白くなりません。
場所 | 歯科医院で行います。 |
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期間 | 6本で60分、12本で90分くらいです。 |
方法 | 歯にホワイトニング剤を塗布し、光を照射します。 |
メリット | ・回数が少なく時間が短いので短期間でホワイトニングが可能、即効性があります。 ・白さを実感しやすいです。 |
デメリット | ・色の再着色が比較的早い傾向にあります。 ・オフィスホワイトニングを行えるのは前歯のみとなります。 ・他の方法と比べると、しみやすいようです。 |
費用 | ・上6本:¥19,440(税込) ・上下12本:¥38,880(税込) ・追加(1本あたり):¥3,240(税込) |
ホームホワイトニング
歯科医師の指導のもと、ご自宅で行っていただくホワイトニングです。(ホームホワイトニングとは、ご自宅で行われるホワイトニングのことです)
お口の型を採り、専用のマウスピースを作成します。
マウスピースに薬剤を塗って毎日装着し、1週間かけて歯を白くしていきます。
※人工の歯はホワイトニングでは白くなりません。
場所 | ご自宅で行っていただきます。 |
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期間 | 1日2時間以上、初回は8日間行ってください。 |
方法 | マウスピースにホワイトニング剤を入れ、歯にはめます。 |
メリット | ・自然な白さが得られます。 ・奥歯までホワイトニングが可能です。 |
デメリット | ・即効性はないので、辛抱強く行っていただく必要があります。 ・ホワイトニングの効果はご自身の使い方により変わります。 |
費用 | ・トレー 片顎:¥21,600(税込) ・トレー 両顎:¥43,200(税込) ・ホワイトニング剤(片顎8回分) :¥5,400(税込) |
ウォーキングブリーチ
ウォーキングブリーチは、歯の神経(歯随)を取った歯を白くする方法です。
歯の神経(歯随)を取った歯は年月が経つと黒ずんでいきますが、その黒ずんだ色は、ホワイトニングで白くすることが出来ないのです。
ウォーキングブリーチでは、歯の中に空いている穴にホワイトニング剤を詰めて歯を白くしていきます。定期的にホワイトニング剤を交換し、目標としていた白さまで白くなったら、ホワイトニング剤を詰めていた穴をふさぎます。
場所 | 歯科医院で行います。 |
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期間 | 1回1週間、合計4~5回行います。 (1ヵ月程度) |
方法 | 歯の中にホワイトニング剤を入れ、白くなったら蓋をします。 |
メリット | 神経のない歯(失活歯)の黒ずんだ色を改善出来ます。 |
デメリット | 神経の処置をやり直す必要があります。 |
費用 | ・歯1本:¥27,000(税込) (ホワイトニング剤4回分+穴をふさぐ処置 計5回) ・ホワイトニング剤(追加1回分) :¥5,400(税込) |
ホワイトニングの流れ
1. 検査
まずはお口の状態を確認するため、レントゲン撮影・写真撮影・歯周病検査等の検査を行い、ホワイトニングを行える状態かどうかを確認します。
(必要があれば)むし歯治療、歯周病治療
必要があれば、ホワイトニングの前にまず病気を治します。
歯の美しさは、健康の上に成り立つものです!
2. 歯のクリーニング
事前に歯のクリーニングも行います。
3. 再検査、ホワイトニングのご説明
4. ホワイトニング
5. 今後のお話
写真を撮り、記録を残します。
ホワイトニングの注意事項
濃い色の飲食物や喫煙にはご注意を!
コーヒー、紅茶、お茶、コーラ、赤ワイン、ベリー系のジュース、
カレー、醤油、ソース、栄養ドリンク、含嗽剤(うがい薬)など
ホワイトニング後の24時間~48時間は、これらの飲食物の摂取を控えてください。色の再着色が起きやすく、場合によってはホワイトニング前よりも歯の色が濃くなってしまう危険性があります。
柑橘系の飲食物(酸性の食品)にもご注意を!
ホワイトニング後は柑橘系の飲食物は避けてください。歯がデリケートになっているため、歯を溶かしてしまう危険性があります。
知覚過敏について
ホワイトニング後には、一時的に知覚過敏が起こります。
数時間~数日で症状はなくなりますので、ご安心ください。
もしも症状が強い場合はご相談ください。フッ素配合の歯磨剤や知覚過敏用の歯磨剤で緩和されることがあります。
ホワイトニングのメンテナンス
ホワイトニングの効果は3ヵ月~1年ほど持続しますが、着色性の飲食物の摂取や、喫煙・その他の生活習慣、歯の清掃状態などによって個人差があります。
※再びホワイトニングを行う場合、初回より早く白くなりやすくなります。
ホワイトスポットとクラックについて
ホワイトスポットとは、歯の表面のエナメル質が部分的に作られず、
他の部分よりも白くなっている部分のことです。
ホワイトニング後は白く目立ちますが、数日で落ち着きます。
クラックとは、歯の亀裂をさします。歯の亀裂が大きいと知覚過敏の原因になります。
どちらも、ホワイトニング前にマイクロスコープを使って確認します。