川嶋歯科医院 東京都国立市(JR南武線 谷保駅徒歩2分)
予防歯科・インプラント・審美歯科・矯正歯科

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歯周病

むし歯と歯周病は歯科における二大疾患と
言われています。
どちらも放っておくと
歯を失ってしまう病気ですが、
メンテナンスをきちんとすることで
防ぐことが出来ます。
ここでは、歯周病についてご説明します。

歯周病について

歯周病は、知らないうちに歯茎の骨がなくなる病気です。
歯の表面にプラーク(歯垢)が付着し、唾液のカルシウム成分によって固まって歯石になります。
その歯石の中に住み着いた歯周病菌の影響で、歯を支える土台である歯周組織や
歯槽骨(歯茎の骨)の破壊を促します。
歯の土台である歯周組織や歯槽骨の支えを失った歯は、最終的には抜け落ちてしまうのです。

歯周病は、日々のブラッシング・食生活・糖尿病等の全身疾患・タバコ等の生活習慣等、
様々な原因によって引き起こされ、悪化します。なので、歯周病は生活習慣病であるともいえます。
歯周病の治療には、歯に付着している歯垢や歯石を出来るだけ取り除く
SRP(スケーリング・ルート・プレーニング)という治療を行います。

歯周病の進行

健康な状態

歯と歯茎の隙間(歯周ポケット)もなく歯茎が引き締まっている状態です。

軽度歯周病

歯茎が赤く腫れ上がり、歯を磨いたり固いものを食べると出血する状態です。

中度歯周病

歯周ポケットの炎症が慢性化して骨が溶け始める状態。口臭もあり、歯が浮いたような感触があります。

重度歯周病

土台となっている骨がほとんど溶けてしまった状態。歯根が露出し、歯のグラツキがひどくなります。

歯周病の検査方法

正しく検査することで、初期の状態では自覚症状がほとんどない歯周病も発見することが出来ます。

1. 歯周ポケットの深さ

歯と歯茎の境目にある溝の深さを測定します。深いほど、歯槽骨が溶けていることを表します。

2. 歯茎の出血の有無

ポケット測定時の出血の有無を測定します。出血があるということは、歯肉に炎症があることを表しています。

3. 歯の動揺度

歯のぐらつき具合を測定します。歯槽骨が失われているほど、歯はグラグラします。

4. プラークの付着率

日頃、歯磨きがきちんと出来ているかを測定します。

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